地鎮祭とは、そもそも、神さまの土地を使用させて頂くお願いと、工事が無事故でつつがなく終わりますようにお願いする儀式です。
神さまが鎮まっている土地に家を建て、工事などで騒がせてしまう分けですから、神さまの怒りを招かないように、ご神塩やお神酒でその土地を清め丁重にご挨拶をして、工事にかかる前に土地の神さまを鎮め許可を頂く儀式なのです。
地鎮祭は土地の氏神様の祭られる神社から、神主を招き神式で執り行われるのが古来からの事です。
◆仏式の地鎮祭(起工式)とは
仏式では、この儀式を起工式といいますが、どのような様式なのでしょうか。
仏式の起工式の考え方は、こうして家を建てられるのも、有縁無縁の人々のお陰であり、ようやく建築の運びとなったご縁に感謝しようと云う心です。
家を建てられる事を、お互いに祝福し合って、喜びを御仏に感謝申し上げる儀式が仏式の起工式なのです。
また、自ら襟を正し責任をもって工事に取り組み、この工事が安全に行われ、良い建築を完成させる事を仏前に誓う儀式でもあるのです。
■地鎮祭と仏式の起工式との違い
神道の地鎮祭とは、もちろん祭壇も異なり、神さまではなく、ご本尊が
お祀りされます。
玉串奉奠ではなく焼香台などが調えられることになります。
起工式のお供え物は、仏教の宗派やお寺によって異なりますから、依頼される寺院に問い合わせられると宜しいでしょう。
仏式の地鎮祭(起工式)は自家の菩提寺(所属しているお寺)に依頼されるのが頼むのが道理ですが、行っていない寺院もありますから、他のお寺を紹介して頂くか、建築業者も方に聞かれるのも良い方法です。
■お礼の表書きの書き方
神式の地鎮祭では、表書きの書き方は「初穂料」「玉串料」と書きますが、仏式では「御布施」が一般的です。
一般的に、神道では初穂料はのし袋に包みますが、仏式では白の無地封筒を使用された方が無難でよう。
神式の場合ですと「御神酒」「奉献」などと書くお供えのお酒ですが、仏式では「御仏前」と書くことになります。
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